月を探す光


ご飯はー……っと。


洸の大好きなオムライス作ろ。


……実はオムライス、洸が好きだと中学の時聞いて極めたんだよね。


だからオムライスだけは自信を持って作れる。


「ふっふふふふー」


鼻歌なんて歌いながらご機嫌にオムライスを作ってると、洸がタオル一枚腰に巻いただけで出てきた。


ちゃんと拭いてないのか髪の毛からは水が滴り落ちていて、とにかく色気がヤバイ。


「ちょ、洸!風邪引くよ!」


「大丈夫大丈夫」


オムライスは後は卵を作るだけだから、いいや。


「ドライヤーで乾かさないと。」


「じゃあ那月がやって?」


「うっ……」


鎖骨に水が溜まって、色気ムンムンの洸。


「いいよ……」


これは折れるしかない。