月を探す光


賢さんから塗り薬と湿布を1ヶ月分貰って、お礼を言って帰る。


「家まで送る」


「ん」


また那月をお姫様抱っこで運ぶ洸。


行きと同様すごい注目を浴びた。


「そういえば那月、引っ越したの?」


那月の家と呼ばれる場所は、最新のマンションだった。


確か中学の時は一軒家だったはず……


確かに"消えた"後は売りに出されてたけど……


「あぁ。引っ越したの。
私今は一人暮らしだから。」


「あっ?」


「「「えっ?」」」



一人暮らし?


じゃあ親は別の場所に家があるって事?


……本当、一体"消えた"後に何があったんだろうか。