月を探す光


「いいから嬢ちゃんこっちに渡せ。
湿布だって傷みてからじゃねぇと出せねぇよ。」


「ちっ……」


渋々、本当に渋々嫌々ベッドにそっと那月を下ろした洸。


「嬢ちゃん、腹出してみ?」


「………」


制服のシャツを捲ると、出てきたのはやっぱり赤黒い色をした痣。


罪悪感が押し寄せてくる。


「……これは酷えな。
一体何日放置したんだ?」


「…1週間。」


「おま…はぁ……これじゃ歩くのも辛かっただろ。」


「はい」


そんなに……


じゃあ洸に抱き締められてる時なんて相当の激痛じゃ……


「一応塗り薬も出すけど、湿布毎日張貼れよ?
あと、お前ら嬢ちゃんに抱き着くの暫く禁止な。特に洸。いいな?」


「ちっ……」


「分かりました。」