月を探す光


フワリ


すると洸が那月をお姫様抱っこして何処かに向かおうとした。


「洸、どこ行くの?」


「倉庫。」


「じゃあ行くか。」


ギャルパンをもう一睨みしておいて、俺たちは車に向かう。


那月は意外にも大人しくて、洸に身を委ねている。



車に乗っても那月を降ろそうとしない洸。


どんだけ好きなんだろうね。



車には重い沈黙が流れている。


「着きましたよ」


「あぁ」


運転手のサトルさんにお礼を言って倉庫に入る。


それもやっぱり那月をお姫様抱っこしたまま。