いつも通り那月が適当な理由を付けて屋上を去ってすぐ。 俺たちは行動を開始した。 「那月の後着けるぞ。」 「おぉー!」 「ワクワクしてきた!」 なんて能天気なバカ2人は置いといて。 嫌な予感しかしないのが本音。 だって那月が向かってる所って…… 「体育館裏…?」 なんでそんな所に…… なんて疑問はすぐに解けた。 「おせぇよ」 「よく毎日逃げずに来るよな」 「ギャハハハ」 「さっさとやっちゃおうぜ」 「やれやれ」