幸せの定義──君と僕の宝物──

「それと…悪いけど、もうひとつ付き合ってくれるか?」

ユウとリュウは翌日の予定を相談して、翌日の昼にユウが車で迎えに行く事になり、時間を約束してそれぞれ帰路に就いた。



自宅に戻ったユウは、レナの作った夕飯を食べながら楽しそうに話した。

「レナ、明日はリュウとハルちゃんが買い物に付き合ってくれるって。」

「そうなの?」

「リュウ、ハルちゃんに指輪買ってあげたいんだって。オレに、レナの指輪どこで買った?って聞くから、一緒に行くかって事になってさ。オレたちはいいけど、リュウとハルちゃん二人で歩いてると変な目で見られるだろ?」

「確かに…。」

レナは2つのグラスに冷たいお茶を注いで、ひとつをユウの前に置いた。

「出産準備の買い物済んだらさ、`アナスタシア´行かない?」

「なんで?」

「なんとなくハルちゃんに似合いそうだから。リュウが選んだ服買ってもらったら、ハルちゃん喜ぶんじゃないかなって。オレもレナが出産後に着る服、買ってあげたいし。」

「ありがと。ユウは優しいね。」

「じゃあ…ハイ。」

ユウは箸を止めて身を乗り出し、向かいに座っているレナに頬を突き出した。

「ふふ…。ユウ、大好き。」

レナが頬にキスをすると、ユウは満足そうに笑って椅子に座り直した。

「オレは子供が生まれても、絶対レナにキスしてもらう。もちろんオレもする。」

「ユウったら…。」