それからリュウは、迎えに来たトモの車で東京に戻った。
ハンドルを握りながら、トモはこの2日間の事を楽しそうに話した。
アユミは母親と同居しているので、トモは夜は実家に帰っているらしい。
「昨日な、マサキの学校が創立記念日で休みだったんだ。1日中、マサキと目一杯遊んだ。アイツ、ゲームめっちゃ強いんだよ。全然勝てなくってさぁ。すげぇだろ?」
「トモ…親バカだな…。」
いきなり12歳の子供の父親になったと言うのに、トモはマサキとよほど気が合うのか、とてもかわいがっているし、マサキもとてもなついている。
「マサキさぁ…オレが父親なんじゃないかってなんとなく勘づいてたらしい。」
「そうなのか?」
「ゲームばっかしてたらアユちゃんに取り上げられてな、取り返そうと思って探してた時に、アユちゃんの引き出し開けたんだってさ。そしたら、オレとアユちゃんの付き合ってた頃の写真、見つけたらしい。」
「へぇ…。」
「それからずっと後に、夜中目が覚めたらな…アユちゃんがその写真眺めて泣いてたんだってさ。マサキはアユちゃんには、なんにも言わなかったらしいけどな…。オレにだけ、コソッと教えてくれた。」
「子供のくせに親に気ぃ遣ってんだな…。」
リュウはマサキの話を聞いて、小さい頃から自分の事をずっと見ていたハルを思う。
(子供って、見てないようで見てんだな…。)
「リュウは2日間、何してた?ルリカさんの話ってなんだったんだ?」
何気なくトモが尋ねると、リュウは少し焦ったように缶コーヒーに手を伸ばした。
トモはその様子を見て、きっとハルの事に違いないとニヤリと笑う。
ハンドルを握りながら、トモはこの2日間の事を楽しそうに話した。
アユミは母親と同居しているので、トモは夜は実家に帰っているらしい。
「昨日な、マサキの学校が創立記念日で休みだったんだ。1日中、マサキと目一杯遊んだ。アイツ、ゲームめっちゃ強いんだよ。全然勝てなくってさぁ。すげぇだろ?」
「トモ…親バカだな…。」
いきなり12歳の子供の父親になったと言うのに、トモはマサキとよほど気が合うのか、とてもかわいがっているし、マサキもとてもなついている。
「マサキさぁ…オレが父親なんじゃないかってなんとなく勘づいてたらしい。」
「そうなのか?」
「ゲームばっかしてたらアユちゃんに取り上げられてな、取り返そうと思って探してた時に、アユちゃんの引き出し開けたんだってさ。そしたら、オレとアユちゃんの付き合ってた頃の写真、見つけたらしい。」
「へぇ…。」
「それからずっと後に、夜中目が覚めたらな…アユちゃんがその写真眺めて泣いてたんだってさ。マサキはアユちゃんには、なんにも言わなかったらしいけどな…。オレにだけ、コソッと教えてくれた。」
「子供のくせに親に気ぃ遣ってんだな…。」
リュウはマサキの話を聞いて、小さい頃から自分の事をずっと見ていたハルを思う。
(子供って、見てないようで見てんだな…。)
「リュウは2日間、何してた?ルリカさんの話ってなんだったんだ?」
何気なくトモが尋ねると、リュウは少し焦ったように缶コーヒーに手を伸ばした。
トモはその様子を見て、きっとハルの事に違いないとニヤリと笑う。



