「今日の仕事は…これか、、」


ポツリと書類を目に通す俺。
それをルーは覗きこむ。


「おぉ!俺!この街知ってるぞ!」


突如ルーが声をあげる。
俺の耳元で、、、。


「で?それが何?」


俺が顔をしかめるとルーは真面目な顔をして話し出す。


「この街には言い伝えがあってな…」



ルーの話によると、この街は夜になると怪異が起こるらしい…。
その正体は詳しくは知らないが…


「でも、この街は水が有名でな…」


「水?」


俺が頭をかしげる。


「そう、水だ…その水は街で有名で…何より」


ルーはゴクンと唾を飲むと、



「この街にある山奥の池の畔には呪いがあるらしい…」


呪い…。

これは、前の事件と繋がりがありそう…。