「そうして、この村の力を得た、だがそれも、お前の作戦だった…」
「作戦?ふふ、なんのこと?当たり前じゃない村がピンチなら私は命懸けでも助けるわ」
ナオはクスクスと笑い出す。
それに俺は逆に微笑み返し話を進める。
「助け出す?“魔物“なのに?」
そこまで言うとナオは顔色を少し変える。
「この村の力は強い、もしその力を得れば自由に大地を操られる…だが、その力は代々受け継がれる…だからお前は考えた…」
ナオが顔を歪ませる。
「魔物からこの村を救えばお前は村の者から信頼され、さらに力がある、だから事前に受け継がれるように誘導したんだ…そして、」
「シオン、、あの子はかなりの力を得れる器がある…あの子を殺してその器をもらえれば今度こそ私はあの人に支えられる!」
そこでナオは高笑いしながら話し出す。
そして、クスッと微笑み、
「えぇ、死神貴方の言うとおり私は魔物。貴方の考えは合ってるわ…」
冷たい笑みを顔に張り付けながら穏やかに微笑むナオ。

