死神の愛情表現





「ふふ、面白い人ね…シオンは?」



ナオは小さく微笑みシオンの名を口にする。




「シオンはここにはいねぇよ」


「、、あら、なぜ?」



俺がこう答えるとナオは顔を歪ませる。


やっぱりな…。
ここで、もう確信がついた。



「ナオ、お前の作戦…もうバレバレだよ…」



その言葉にナオは驚きの表情を見せる。
それに、構わず俺は話を続ける。



「お前、ここの村の住民じゃないんだってな…しかも、魔物からこの村を守ったそうじゃないか…」



「えぇ、そうよ、当たり前じゃない…」




ナオはかつ、冷静に答える。