「美味しいですか?」
「あぁ、とってもうまい!」
俺はにかっと微笑みペロリとご飯を平らげた。
「それは良かったです!」
俺の言葉にシオンは嬉しく微笑んだ。
「なぁ、シオン、ナオって人なんだけど…ナオってここの村の住民なのか?」
食事が終わり、今は寝る前に食後のデザート林檎を食べる俺達。
ルーはシオンに我が儘を言い林檎をまるごとかじっている。
ったく、遠慮をしろよ遠慮を、、
そう突っ込みたいが、今はそれどころではない。
「ナオさんは、、ここの村の住民では、ありません…ナオさんはこの村を魔物から救ってくれたんです」
「救った…?」
ナオは魔物だ…。
それがなぜ、魔物を倒す必要があるんだ?
俺の中でふと、疑問が生まれる。

