ガサッ!


今だ!


そう思い俺は鎌を思いっきり降り下げようとした。
すると、、



「ヒィィ!」

「っ!?…、あんたは…」


男の声が聞こえて咄嗟に鎌を降り下ろす寸前で止める。
すると、男はゆっくりと目をあけて周りをキョロキョロ。



「俺、、死んで、ない」


ホッと一息つく男に俺は少し驚く。
だってその男はまだ、少し幼い少年だったから。
やがて、その少年はゆっくりと口を開く。


「あの、、貴方は…」


「?あぁ、俺はレオだ。さっきは悪かったな…で、こいつが…」


「ルーだぜ!!」


「か、鎌が幽霊に!」


鎌が急に幽霊になったことに驚く少年。