「ブレスレットのお礼だよ!大事にしてね!」


満点の笑顔で微笑むルイはまるで、月とかお星様のような気がした。



「うん。大事にする。ありがとう」


俺はそう思いながらルイの頭をポンポンと撫でてあげた。
そして、抱きしめる。



「え、ど、どどどうしたの?!レオ!」



案の体ルイは動揺するが俺は抱きしめる力を強めた。


「ルイ・・・好きだから。だから、俺が────」


「レオ??」



そこで俺はハッとした。
何を言おうとしたんだ一体。。。



「いや、何でもない」


俺はルイから離れて小さく微笑んだ。