翌日俺は早く家から出る。前に、シャワーを浴びる。
暖かいお湯が俺の冷えた体を温めてくれる。



「レオ。。。ずっと前に思っていたんだがその胸元にある蛇みたいな痣はなんだ?」



ルーは桶に入ってあるお湯に浸かりながら俺の胸元を指さす。


「あぁ、これか?俺もわからん。小さい頃からあるし。気にもしなかった。」


「マジか!痛みとかないのか?」


「あぁ。ないな。特には」



深く考えたこともなかった。
この痣についても、俺自身の事にも──。



「さて、体も温まったしそろそろ行くぞ」



俺らはお風呂から出て体を拭き着替えた。
そして、必要な書類を手に取る。
すると、


バンッ!!