にしても、、
サキがあの、スイに抱き締められているとき
何か複雑そうな顔だったな……。
と、密かに疑問を持つ俺。
俺が椅子に座ると、チラッと本が目にはいる。
そこで、サキが挙動不審になっている理由がわかった。
「う、そだろ、、」
思わず声が漏れる俺。
だが、悟られないように平然とする。
俺はギリッと、歯を食い縛る。
じゃあ、スイの中にいるのは……
「レオ、はいお茶」
「あ、あぁ、、ありがとう」
俺はそう言いお茶を飲む。
そして、ポケットからサッと、取りだし机の下にくっつけた。
「レオ?何してるの?」
サキが俺の動作に気が付き俺に話しかける。
「ん?ちょっと探し物ポケットにいれたはず……あ、あった」
俺は演技を装いながらニコッと微笑む。

