「お前は何れ、私の人形になる。」


「な、それは一体どういう――」


「去らばだ…レオ」



そう言ってシャルルは指を鳴らすと姿を消した。


「っ、、、」



俺はその場で倒れる。


「レオ!」

「平気だ…ルー。」



俺は思いっきり酸素を吸う。



シャルル・ガーネット…。
聞いたことがありそうで、ない名前だな…。



だが、俺には関係がありそうな人物だ。
俺はその場でゆっくりと目をつぶった。


お前が何者か…



「俺が確かめてやる…」



そう、ポツリと呟いた。