「とにかく心配は入らないよ…ごめんな、ルイ」



俺が悲しそうに顔をすると、ルイはさらに、悲しそうな顔をして、俺から視線をそらし俺の部屋から出ていった。


俺はフウッと息を吐き出しユウとレルを見つめ、


「俺、ルイに何かした?」



こう訪ねた。
すると、レルと、ルイは顔を見合わせて、苦笑いをする。



「お前を思って言わないことにしよう…」

「それがいい。」



と、言葉を濁されてしまった。
結局その日は、レルとユウに色々と知りたいことを濁された日となってしまった。