気まずい雰囲気が漂う中、俺は口を開く。



「俺は、、あの女の事を調べる…」


そうだ、、あの女に会ってから記憶があやふやなんだ。



「ダメよ!!そんなの私は、認めない!」


その中、唯一声をあらげたのはルイだった。
ルイは拳を握ってうつ向いている。



「だって、、またあんなことがあったら!!」


「ルイ、、それは、無理だ…」



俺はルイを見つめてそう言うとルイはくしゃっと顔を歪める。



「何でよ……、、このままじゃ…レオが、、」


「これは、俺自身の問題。俺は自分の真実を確かめる…だから、これだけは譲れない…」



そこまで言うとルイはグッと唇を閉じて何にも言わなくなる。