そして私の隣で井上さんが 「だいぶ、警戒が解けたみたいだね。」 「斎藤さんや近藤さん・・・否、新撰組の皆さんのお陰です。勿論井上さんも。」 「それは嬉しいねぇ。」 とのんびり会話をしていた。 「あぁ、ところで」 「はい?」 「あれは・・・?」 あれ? そう思い、井上さんの目線を追ってみると斎藤さん達の方を見ていた。 「顔が赤い・・・あぁわかりました。」 とニコッと笑った。