「見せたいものって何……うわ?!」 「先輩、ちょっと失礼しますよ」 急に身体がふわりと浮いた。 竜胆くんが私を姫抱きしたからだ。 そのまま、涼しい顔で軽々と走る竜胆くんは、見た目に合わず力持ちらしい。 写真部で機材とか運んだりするからかな。 そして、攫われるようにして連れて行かれる私。 「どこ行くのおおぉぉぉ……!」