「へー……そんなことがあったの……災難だったね」
亜希乃が頬杖を付きながらポテトをもっしゃもっしゃと貪り食う。
「まぁ、確かに阿弓は本の読みすぎとゲームのやりすぎでちょっと目つきが悪くなったのを除けば、一応そこそこ美人だもんね……」
そう言ってから、蝶羽はスムージーをズゴゴゴゴゴと派手な音を立てながら啜った。
一斉告白を受けた次の日の、土曜日。
私は昨日のことを親友二人に話すため、ファーストフード店に誘った。
一応来てくれたけど、さっきから亜希乃も蝶羽も、なんか不機嫌そう。
「何、その顔……人が真剣に悩んでるのに……」
私がチーズバーガーを頬張ると、
「「羨ましいんじゃ〜!ばっきゃろおおおぉぉぉ〜〜〜!!!!」」
周りの客達が何だ何だとこっちを振り返るくらいの声で、二人は叫んだ。

