腐女子姫と七人の王子様




う、うわー……

どうしよう……

何この状況……

全然嬉しくない逆ハー……





「あ、ワタシ、良い事思い付いた♪」

花宮がニシシと企むように笑う。

「ここにいる男子は、ワタシを含め七人。だったら、一日に一人ずつ『お試し』で付き合うのはどうだい?丁度一週間で終わるから、次の週には答えが出る」

皆、黙って花宮の話を聞いてる。

「最終日に彼女の口から思いを告げてもらえた者が勝ち。晴れて彼氏になれるという訳さ。どう?」

え、待って待って、その方法おかしい!!

私の拒否権無いみたいな流れなんだけど!!

「え、ちょっと、私、誰とも付き合う気なんて……!」

私をガン無視して、皆は面白そうに不敵な笑みを浮かべた。

特に、睦月先輩と生駒先輩はノリノリだ。

「なるほど!それ良いな!」

「一週間のうちの一日で、彼女の心を射止めた者が勝ち、ということか」

「そういう事っす♪」

永遠くんがピースサインをチラつかせて笑う。