腐女子姫と七人の王子様






「あ、ありがとう、永遠くん……でも、阿弓先輩はモノじゃないよ……」

ポイッと渡された先には、七人目の男の子がいた。

この子でラストかな?

ネズミを思わせる、私より少し小さい背丈に、小柄な体型と、うるうるした瞳がなんとも愛らしい男子。

「一年A組、向坂 竜胆(こうさか りんどう)です……」

まだ声変わりしてないちょっと幼い声で、頑張って話す竜胆くん。

ヤバイな……撫でちゃいたいくらい可愛い!

理想的なショタ像ではないか!!

こういう子は、短パン履かせてお兄さんキャラと絡ませるのがいいんだよな〜……

おにショタは良いぞ……

こんな状況にも関わらず、妄想してしまう。

竜胆くんは一生懸命に私に想いを伝えてくれた。

「ボク、多分この中じゃ一番弱いけど、貴女を思う気持ちは、絶対一番強いはずですから……!僕の恋人になってくださいっ!」

やっと言えた!と言わんばかりのぱあっとした笑顔は、おひさまみたい。