最後の第五球目…
裕樹くんはもう迷うことなくストレートに放った。
それが幸運に繋がったのか、その玉が狙い目に集中し、見事なパフォーマンスを見せ、景品ゲット。
おじさんに手渡された景品を裕樹くんが受け取る。
「兄ちゃん、若いのにたくましいな~!」
「そんなことないですよ。」
私達は他のお客の邪魔にならないよう、移動した。
移動した場所は誰もが知らない、隠れスポット。
少し花火が遠くなるけど、すごく綺麗に見れる場所。
「夏菜…これ、さっき取ったぬいぐるみ
受け取ってくれますか?」
裕樹くんからぬいぐるみを受け取ると、私はその場に立ち尽くす。
「裕樹くん、ありがとう」
「それと、さっきの答えなんだけど・・・」
「こちらこそお願いします。
私も裕樹くんのことが好き。ずっと大好きだった。
こうやって、自分の想いが裕樹くんに伝わって幸せ♪」
「宜しくな!夏菜…
これからは俺のこと、"裕樹"って呼んで?」
「裕樹・・・」
私は照れて熟したトマトみたいに、頬が真っ赤になった。
私の胸の高まりがやけに早くなる。
その時、ヒュードン、パラパラパラと花火が打ち上がった。
私達は空に向かって花火を眺める。
ふと裕樹の横顔を見ると、裕樹は花火の色と重なっていた。
夜空に彩る沢山の花火を裕樹と見れて、本当に良かった♪
夏祭り来れて本当に良かった♪
裕樹は私の視線に気づいたのか、つぼらな瞳で私を見つめた後、私の唇にそっと甘いキスをする。
さっき食べたリンゴ飴の甘味が、口の中で一気に広がる。
私達は目を合わせながら、一緒になって笑ったり、じゃれたりした。
更に夏の恋は弾ける炭酸のように、威力が劣らず増す。
こんな風にずっと裕樹と笑い合えますようにー…
ずっと永遠に裕樹と一緒に居られますようにー…
【夏の恋は弾ける炭酸】~fin~
好きな人に伝えれば、叶う恋だってきっとある。
前を向いて、頑張ろう。
裕樹くんはもう迷うことなくストレートに放った。
それが幸運に繋がったのか、その玉が狙い目に集中し、見事なパフォーマンスを見せ、景品ゲット。
おじさんに手渡された景品を裕樹くんが受け取る。
「兄ちゃん、若いのにたくましいな~!」
「そんなことないですよ。」
私達は他のお客の邪魔にならないよう、移動した。
移動した場所は誰もが知らない、隠れスポット。
少し花火が遠くなるけど、すごく綺麗に見れる場所。
「夏菜…これ、さっき取ったぬいぐるみ
受け取ってくれますか?」
裕樹くんからぬいぐるみを受け取ると、私はその場に立ち尽くす。
「裕樹くん、ありがとう」
「それと、さっきの答えなんだけど・・・」
「こちらこそお願いします。
私も裕樹くんのことが好き。ずっと大好きだった。
こうやって、自分の想いが裕樹くんに伝わって幸せ♪」
「宜しくな!夏菜…
これからは俺のこと、"裕樹"って呼んで?」
「裕樹・・・」
私は照れて熟したトマトみたいに、頬が真っ赤になった。
私の胸の高まりがやけに早くなる。
その時、ヒュードン、パラパラパラと花火が打ち上がった。
私達は空に向かって花火を眺める。
ふと裕樹の横顔を見ると、裕樹は花火の色と重なっていた。
夜空に彩る沢山の花火を裕樹と見れて、本当に良かった♪
夏祭り来れて本当に良かった♪
裕樹は私の視線に気づいたのか、つぼらな瞳で私を見つめた後、私の唇にそっと甘いキスをする。
さっき食べたリンゴ飴の甘味が、口の中で一気に広がる。
私達は目を合わせながら、一緒になって笑ったり、じゃれたりした。
更に夏の恋は弾ける炭酸のように、威力が劣らず増す。
こんな風にずっと裕樹と笑い合えますようにー…
ずっと永遠に裕樹と一緒に居られますようにー…
【夏の恋は弾ける炭酸】~fin~
好きな人に伝えれば、叶う恋だってきっとある。
前を向いて、頑張ろう。


