僕はか弱いのか

悩むとお腹や頭が痛くなってしまう

酷いと息苦しくなってしまう




あの子が1番得意だと言う国語の時間

吐き気が僕を襲って来た

あの子が好きな授業を

僕も受けていたいけど

…もう無理





「先生
保健室行ってきても良いですか?」


「おー良いぞ
気を付けてくれよな」




普段滅多に出さない大声を出して

僕は席から近い後ろの扉から廊下へ出る


今インフルエンザか何かの

伝染病が流行っているから

先生もすんなり許可を出してくれた





「あらぁ大丈夫?
顔が真っ青だわ

眠ってなさい」




保健室の扉を開けるなり

先生に言われてベッドに横になる






…あの子と正反対すぎて

僕は不意に泣きたくなった