「門で待っとけばいいのかなぁ?って、あの人の名前も組もきいてない!聞いとかなきゃ!」

『あっ、もう来てる。』

『どーも。ごめんね、今日急に誘っちゃって』

「いえいえ!大丈夫です!」

「あのー、名前も組教えてください!」

『えっ、おれ。教えてなかったけ?』

「えっ?あっはい」

『えっと、俺は、新田 優、2年5組だよ。』

「なんてよんだらいいですか?」

『優でいい』

「えっ無理です!先輩なのに。優先輩ってよびます!」

『先輩なんてほどじゃねーよ。君でええよ』

「優…くん」

「アハアハハハ。」

『ナーニ笑ってんだ?』

「すいません!意外と見た目いじょーにやさしいなって」

「やっぱ好き」

『おれも』

「えっ?」