寮に戻ると咲希は1部屋づつ弥生に
説明していった

その間に睦月は空いていた部屋に弥生の
荷物を魔法で運んでおいた

「ここが弥生の部屋だよ!
私の部屋の隣だね!

そういえばいつ睦月は荷物運んだの?
一切魔力を感じられなかったけど
また無詠唱で運んだの?」


「さっき咲希がリビングの説明をしてるときに
運んどいたの
勿論無詠唱で」


「無詠唱でこれだけの荷物を運んだの…
やっぱり睦月さん凄いなぁ
尊敬しちゃうよ!」

咲希は睦月が無詠唱で運ぶことは
想像していたが弥生はまさか無詠唱とは
思っていなかったらしい

睦月は、弥生にさんづけなんかしないでいいよ
睦月って呼んでねと言った

「ねぇ睦月、お腹すいた…」

「ごめんごめん
すっかり遅くなっちゃったね
今から作るからちょっと待ってて優翔」

「ん
じゃあ俺部屋にいるから出来たら呼んで」

優翔はそのまま自分の部屋に入っていき、
咲希と弥生はリビングで談笑を始めた

そして睦月は手早くシーフードパスタを
作り上げた