振ったのは僕だった。



『岡田君、今日平気なの?』

「何がですか?」

『飲み会、嫌いでしょ』

「え、でも林さん行くんですよね」


私の腕を引っ張りながら首を傾げる岡田君は、それはもうリスみたいで何とも言えない可愛さだった。


『行くよ…』

「でしょっ!」


満面の笑みでこっちを向いた岡田君に少しドキッとした。