「…そういう事ね。」 おとが話し出す。 『な、何?』 「まぁあんま昔の事とか知られたくないんだろ?お前きっと」 『いやまぁ、てか誰でも普通に嫌がるよね』 「そっかな~…」 『おとはまだ新入社員だから分かんないんだろうけど、普通に嫌でしょ!そんなの会社にばれたら!』 コピー機に手をおいておとから目をそらす。