その嘘に踊れ


これでもう、勘弁してくれませんかね?

この上なく簡潔ですよね?
初心者にも理解できますよね?

こんな厚かましいチビっコの面倒見ながら遊ぶなんて、ウザいでしょう?そうでしょう?

とっとと帰っていただけませんかね?
ほんとお願いしますよ、ダンナ…

なのに!

この少年ときたら!

私の切なる願いをスルーして頷きやがったぁぁぁぁぁ!!??

ンだよ、このガキ!? ←ブーメラン

貴様、他に遊び相手いねェのか!?
さてはボッチか!? ←ブーメラン

寂しくて死んじゃうウサギさんかよぉぉぉ!?



いやいや、落ち着け。

コイツは悪魔に違いない。

別組織とかではないだろうが、私の邪魔をしにやってきた悪魔に違いない。

わかった、もう最後にしよう。

コレでダメならまじ殺そう。


「お兄ちゃん、お名前は?」


「…」


「だよね?
私もそうなの。
知らない人にお名前教えちゃいけませんって、お母さんに言われてるンでショ?」


「…」


「でも、それじゃ遊べないから。
お兄ちゃんは『アオ』ね」


「え…
なん…て…」