そんな月に、 太陽が優しく微笑んで言いました。 「そうかな? 少なくとも僕は、 いつも君を見ていたよ。」 月は黙って聞いています。 「朝も、夜も、 寂しそうな君を照らしてあげたくて ずっと見ていた。」 月は驚いて顔をあげました。