忙しくて全然会えないあなた。
年収だって普通。40歳目前。
条件でいえば他の人の方が断然良かった。
でも、好きだと思ったのはあなただけ。
いくら他の人が好きだと言っても、気持ちは変わらなかった。

好き。好き。好き。
だから、食い下がらなかった。
理想の女を演じて別れを受け入れた。
馬鹿な私は泣いて泣いて泣いて
綺麗な言葉を並べてお礼のラインを送った。

自分も一目惚れだった。
好きだったから、なんでもしてあげたいと思った。
だから別れは悩んだ。
辛い選択だった。
優しいあなたは最後まで優しい言葉を与えてくれた。
それが辛かった。

好きだけど結婚はできない、という選択。
悲しくて辛い。
大好きなあなた。
好きって気持ちが一杯で、好きだったなんて、過去形にはできない。