永遠に君だけを

見つめてるだけの恋がちょうど良かった。
でも気付いたら見つめてるだけじゃ嫌だって… 
欲張りになってた。
独り占めしたいって、欲望にまみれていた。
告白をしたらこの恋に終止符を打つのと同じだ。
まだ終わらせたくない。
でも伝えたい。
そんな矛盾が頭を混乱させる。
『後悔しないように』
光ちゃんのこの一言が私に勇気をくれた。

「よしっ」
手紙は書き終えた。
後は光ちゃんに渡してもらうだけだ。
沢山私の思いが詰まった封筒。
胸に抱いて春野くんを思い浮かべると、心が暖かくなるような感覚がした。
いつの間にこんなに好きになっていたんだろう。
気付かないうちに好きがこんなにも膨らんでいたなんて。 
きっと誰も知らないこの気持ち。
私だけの宝物だ。
大切な大切なこの気持ちを、大好きな彼へ伝えるんだ。