英語の時間。
今西の授業は得意な国語だったから少しぐらい聞いていなくてもよさそうだったけど
流石に担任だしっ
「え~ 問6番の問題を見てください。このプレイはing形かed形どちから答えて下さい~」
あ~ サイトーの声ねっむっ
駄目だ~ 意識が飛ぶ…。
「じゃぁ根岸さんっ 答えて!」
いきなり大きな声を出されてハッ!とする。
えっ 何?
聞いてなかったからわかんないよ!
焦ると後ろから違和感を感じた。
「あれ分かんないの~?ハルナちゃん?」
首に手を回してくる…。
またドキッとする。男の人が苦手だから?ではないのか…。
「たぶんplayingだよ。The girl playing the piano is Betty.ピアノを弾いている少女はベティだから。」
「あっ ありがとうっ///」
てか英語の発音めっちゃいいな。
サイトーは分かった?って顔をする
「playingです!」
「はいっ。そうですね~プレイングで~す。正解っ」
サイトーが黒板を書く隙に後ろを向く…
「ねえ赤羽君。もしかして帰国生?」
「んーそうだよ。」
「えっ!!そうなんだ。やっぱり?発音が違ったから。どこの国?」
「アメリカだよ。親の仕事の都合でね。5年前まではずっとスイスにいたんだけどね~」
「そうなんだ~。」
私も親の都合でインドネシアに行ったことがあるから一応帰国生だけど日本人学校だったからあえて言わなかった…。
「じゃあ英語完璧だねっ。ペラペラでしょ。この問題集も全部解けるでしょ?」
ちょっと羨ましそうに言ってみた。
「ん~ 帰国生だからって完璧じゃないんだよ。特に文法はやってないからちょっと心配かな?感覚でやってるからさ。」
そうなんだ…。
前のクラスにいた帰国生は英語なら何でも完璧ぃっ!とか言ってふんぞり返っていたからさ。
あの子達も本当は困っていたのかな?
「だからハルナちゃんに教えたの合っているか少し不安だったよ。」
ちょっぴり悲しげに笑う赤羽君。
さっき言ったことが少し悪く思えてきた…。
「ううん。全然だよ!!てか合ってたんだからっ!教えてくれてありがとねっ」
精一杯の笑顔で言った。
赤羽君は少し驚いていたけど自信が戻ったのか、あっかんべーをしてきた…。
「そんなに感謝されることじゃないよ。」
その言葉に心が熱くなった…。
今西の授業は得意な国語だったから少しぐらい聞いていなくてもよさそうだったけど
流石に担任だしっ
「え~ 問6番の問題を見てください。このプレイはing形かed形どちから答えて下さい~」
あ~ サイトーの声ねっむっ
駄目だ~ 意識が飛ぶ…。
「じゃぁ根岸さんっ 答えて!」
いきなり大きな声を出されてハッ!とする。
えっ 何?
聞いてなかったからわかんないよ!
焦ると後ろから違和感を感じた。
「あれ分かんないの~?ハルナちゃん?」
首に手を回してくる…。
またドキッとする。男の人が苦手だから?ではないのか…。
「たぶんplayingだよ。The girl playing the piano is Betty.ピアノを弾いている少女はベティだから。」
「あっ ありがとうっ///」
てか英語の発音めっちゃいいな。
サイトーは分かった?って顔をする
「playingです!」
「はいっ。そうですね~プレイングで~す。正解っ」
サイトーが黒板を書く隙に後ろを向く…
「ねえ赤羽君。もしかして帰国生?」
「んーそうだよ。」
「えっ!!そうなんだ。やっぱり?発音が違ったから。どこの国?」
「アメリカだよ。親の仕事の都合でね。5年前まではずっとスイスにいたんだけどね~」
「そうなんだ~。」
私も親の都合でインドネシアに行ったことがあるから一応帰国生だけど日本人学校だったからあえて言わなかった…。
「じゃあ英語完璧だねっ。ペラペラでしょ。この問題集も全部解けるでしょ?」
ちょっと羨ましそうに言ってみた。
「ん~ 帰国生だからって完璧じゃないんだよ。特に文法はやってないからちょっと心配かな?感覚でやってるからさ。」
そうなんだ…。
前のクラスにいた帰国生は英語なら何でも完璧ぃっ!とか言ってふんぞり返っていたからさ。
あの子達も本当は困っていたのかな?
「だからハルナちゃんに教えたの合っているか少し不安だったよ。」
ちょっぴり悲しげに笑う赤羽君。
さっき言ったことが少し悪く思えてきた…。
「ううん。全然だよ!!てか合ってたんだからっ!教えてくれてありがとねっ」
精一杯の笑顔で言った。
赤羽君は少し驚いていたけど自信が戻ったのか、あっかんべーをしてきた…。
「そんなに感謝されることじゃないよ。」
その言葉に心が熱くなった…。

