「うさぎ?…ああ、あれか。靴と一緒にってことは…水浸しにでもされてたのか?先生が、見つけてくれたんだな。別に気にしなくていいから。うさぎならまたいつでも買ってやるから」
泣きじゃくる私は端的にしかまだ話していない。
でもきょーちゃんは私の言葉で全てのことを理解してくれたみたいだった。
「でも、きょーちゃんがせっかくくれたものなのに!!」
「落ち着け。大丈夫だから。はなほ何も悪くないから。……もう寝ろよ。ゆっくり休め」
優しいぬくもりに包まれて私は泣き続け、気付けば眠りに落ちていた。
「……守るからな、はな」
そう言ったきょーちゃんの声が微かに聞こえてきた気がした。
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![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)