キッチンに行くと、食器が全て洗われていた。 きょーちゃん、洗ってくれてたんだ……。 私はきょーちゃんのもとに戻り、きょーちゃんを起こさないように、ソファの背にかけていた自分のブレザーをきょーちゃんの体にかけた。 「ありがとう……ごめんね」 きょーちゃんの姿を見たら、また涙が溢れてきた。 そっときょーちゃんの隣に座って、立てた膝に顔をうずめた。 それからどれだけの時間が経っただろう。