私は小さく首を横に振った。 甘すぎるものはそんなに好きじゃないんだ。 きょーちゃんとは逆で、キムチとかビビンバとか。 辛い物が大好き。 …よく似合わないねって言われるんだけどね。 「私、お風呂入ってくる。食器置いといていいよ。後で洗うから」 「もうケーキいらないのか?」 「きょーちゃんにあげる。甘くなってきちゃった」 そう言い残して私はお風呂に入った。 「……ううー……」 浴槽に浸かって、私は涙を流す。