[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。






私のために怒ってくれてありがとう。

こんなに私のことを気にかけてくれているのに、隠し事なんてしてごめんなさい。




「ごめんな。靴のこと、気付いてやれなくて」




「謝らないでいいよ!!きょーちゃんは悪くないよ!!」



悪いのは何も話さなかった私なんだよ!?


きょーちゃんの謝罪に驚いてはっと顔を上げるときょーちゃんはブレザーの袖で私の頬をぬぐった。





「バカ。何泣いてんの」




「え、あ……私、泣いてたんだ」





やけに鼻水が出るなって思ってた。





「ははっ!!やっぱお前は天然バカだ。……ケーキ、買って帰るか」