「はな!?大丈夫か!?」 「いったぁ〜…」 きょーちゃんが私の元に駆け寄ってきて、手を差し出してくれた。 「ごめんね、ありがとう」 「…どんくさいなぁ、はな」 そう言うきょーちゃんの目線の先に私はいない。 きょーちゃんの目に映っているのは、私のななめ後ろにある席に座っている田口さん。 あぁ、田口さんが私をこかしたのか。