今更だよね。 「無理しないで、きょーちゃん」 「無理なんかしてない」 そんなに涙目なのに…。 明らかに強がりだと分かる言葉。 でも言い出したら絶対に意見を曲げないきょーちゃんにはもう何を言っても無駄だ。 「…分かった。じゃあ今日は夕飯のあとに甘いもの食べようね」 そう言うときょーちゃんは嬉しそうに微笑んだ。 席に戻る途中、私は誰かに足をひっかけられてコケた。