「私は辛いもの食べれるから。…残していいよ?七海君にあげてもいいし」 「ほら、葉月もそう言ってるから俺が食べてやるって」 七海君がきょーちゃんにそう促すと、きょーちゃんは首を左右に振った。 「はながせっかく作ってくれたんだ。残せるわけないだろ」 その言葉に、キュンと胸がうずいた。 …なんで私、きょーちゃんにときめいてるんだろう。 何年も一緒に暮らしてるのに。 きょーちゃんがなんだかんだ言って優しいのはとっくの昔から分かってるのに。