[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。







「えっえっ!?きょーちゃん、もしかして葉月さんが…」




そんなこと今はどうでもいい。

とにかく…。




はなを悪く言って、はなを傷つけるかもしれないやつは俺がなんとかする。




約束したから。

はなを守るって、はなの両親に。




「もう話しかけんな。はなにも…俺にも」





そう言うと田口は唇を噛み締め、立ち去った。