もっと家で笑うようにしないとな。 はなに余計な心配させないために。 「…はなの作るものはなんでもうまいと思ってるから。……でも、中でも一番好きなのはロールキャベツ」 そう言うとはなは驚いたように目を見開いた。 …そんなにおかしいか? 俺が本音話してるのが。 そう思っていると、みるみるはなの顔が赤くなっていった。