は?売る? なんでそんな話に……。 ……ああ、なるほど。 【かんきん】違いか。 はなの頭の中で一番に変換されたのは【換金】という漢字だったらしい。 訂正するのも面倒だし、ほっといていいか。 「冗談だって」 軽く振り返ってそう言うと、はなは安心したような顔をして、また俺の隣に駆け寄ってきた。 「でも私を換金しても大した値段つかないよ?」 「……もうその話いらない。飽きた」