[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。







「へっ!?」





トスッ……





私の頭が落ちた場所はきょーちゃんのひざの上。




状況をよく理解できていないまま、きょーちゃんの顔を見上げるときょーちゃんはすごく優しい顔をしていた。





「きょーちゃん……?」




「はな、気付いてないだろ。疲れた顔してるぞ」





え…嘘!?



私そんなに疲れた顔してる!?

ちゃんといつも通り笑ってるつもりだったんだけど!!