[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。





驚いたような顔をするはな。


俺はポケットの中からあるものが入っているケースを、はなの手の上に強引に置いた。




「もうひとつ、プレゼント」




「えっ……え!?私、サプライズだけで十分だったのに!!」




違うんだ、はな。

これは俺からのプレゼントじゃない。




「はなの父さんと母さんに連絡したんだ。はなの誕生日プレゼントに形に残るものを送ってください、って」




はなの誕生日プレゼントは毎年バーベキューと手作りケーキだった。

はなもすごく嬉しそうだったけどやっぱり形に残るものも欲しいんじゃないかと思って。