佳奈ちゃんと七海君は驚きの声を上げている。 ……それもそうか。 きょーちゃん、ここまで楽しいっていう感情を表に出すことは少ないから。 「もう知らない!!きょーちゃんのバカ!!」 「あー待て待て待て!!ごめんって!!」 ふてくされて、足元に落ちていた石を蹴飛ばすと、きょーちゃんはあわてて謝ってきた。 「もういいもん!!」 「謝ってるじゃねーか!!許せよ!!」 もう上から目線に変わってるし!! 「……きょーちゃんって、はなには弱いんだね」 「それは前から分かってたけどな」