そう声をかけると、はなは思いきり男子をつきとばして俺の胸に飛び込んできた。 ……なんか、優越感。 「……何、俺の私物に手ぇ出してくれてるの?埋めるよ」 笑顔でそう言うと、男子は唇を噛みしめてから反論してきた。 「俺は……告白してただけだ!!…大体、はーちゃんは彼氏いないって言ってたぞ!?なのに、はーちゃんは私物って…おかしいだろ!!」 おかしい……か。 そうかもしれない。