「昼休みだからって外に出て…」 「そしたらボールが転がってて…」 「誰が1番高くまで蹴り上げれるか勝負しようってことになって…」 「んで、この結果か。せいぜい、はなに痛い思いをさせたことを後悔したらいい」 きょーちゃんの背中に黒いオーラが見えた。 きょーちゃん、何したの……? ……残念ながら頭は少し悪いんだけど、彼はすごく頭の回転が速い。 きっと何か先手を打ったんだ。