「あーあ。何してんだよ」 席を立とうとしたはなを止め、俺が先生のところへ行って雑巾と新しい筆を借りてきた。 「ほら、これ」 はなに筆を渡してからテーブルの下にもぐりこみ、落ちた筆を拾う。 「きょーちゃん、ごめんね!!」 「いいから。続けとけ」 「でも……!!」 「こういうことは俺にやらせとけよ」